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よくある質問

マウスピース矯正(インビザライン)治療について

ワイヤーブラケット矯正治療とマウスピース矯正(インビザライン)治療では、痛みに差はありますか?

マウスピース矯正(インビザライン)治療の方が痛みは少ないと言われています。マウスピース矯正(インビザライン)治療では、その方の歯並びに合わせて数ミクロン単位で歯の動く距離を調整できるので、無理な歯の動きがなく、その結果、歯の動く痛みが少ないと言われています。(※痛みの感じ方には個人差があります。)

マウスピース矯正(インビザライン)はむし歯になりやすい?

マウスピース矯正(インビザライン)はワイヤー矯正と比較してむし歯になりにくい矯正装置と言われています。マウスピース矯正は、歯磨きの際に装置(アライナー)を取り外すことができるため、矯正治療中でも普段通りに歯磨きができます。歯の表面に装置が固定されるワイヤー矯正と比べて、清掃性に優れており、むし歯や歯周病のリスクが高くなることは基本的にありません。ただし、アライナーを装着する前には、必ず歯磨きを済ませておくことが大切です。食後の歯磨きやアライナーの洗浄を習慣にすることで、清潔な状態を保ちましょう。

むし歯や歯周病があっても矯正はできる?

治療の前に精密検査を行い、むし歯や歯周病がある場合は、先に治療を行います。当院では一般歯科と連携しているため、複数の医院に通う手間を減らすことができます。

マウスピース矯正(インビザライン)は保険がききませんか?

インビザラインを含む矯正治療の多くは、日本では「自費診療」となります。つまり、公的医療保険の適用外です。矯正治療にかかる費用は「医療費控除」の対象となるため、確定申告を行うことで所得税の還付を受けられる可能性があります。詳しい手続きや対象となる費用についても、お気軽にご相談ください。

通院頻度はどのくらいですか?

装置の種類によりますが、通常は 1か月に1回程度の調整が必要です。マウスピース矯正の場合は、3か月に1回程度の通院で進められることもあります。 緊急対応が必要な場合もあるため、気になることがあればすぐにご相談ください。

マウスピース矯正と同時に、ホワイトニングもしたいです。

マウスピース矯正とホワイトニングを同時に行うことが可能です。これは、ホワイトニング剤を塗布した専用のマウスピースを使用することで、歯の矯正とホワイトニングを並行して進められる方法です。ただし、矯正初期では歯の移動が進行中のため、ホワイトニングの効果が均等になりにくいことがあります。そのため、ある程度歯列が整った段階、もしくは矯正治療後の保定期間にホワイトニングを行うのが一般的です。ご希望の場合は、担当医と相談し、最適なタイミングで施術を進めていくことをおすすめします。

どんな状態の人でもインビザライン治療を受けられますか?

今はほとんどすべての症例の方に適応可能です。以前は難しいとされていた症例でも、当院ではインザライン治療が可能です。不可能な症例の方には、一部ブラケットを併用するなどして対応しています。それでもインビザライン治療ができない方には初診時にお話ししています。

マウスピース矯正(インビザライン)治療がうまくいかない場合はありますか?

ほとんどありませんが、人によっては歯肉退縮(歯と歯の間に三角形に入り込んでいる歯茎が下がること)を起こす場合があります。着用時間や着用方法を順守していただくことが、インビザライン治療を一番成功させる秘訣です。

マウスピース矯正(インビザライン)治療は、簡単な症例の人にしか適応できないですか?

そのようなことはありません。今はほとんどワイヤーブラケット矯正治療と遜色のない治療を行うことができるようになっています。マウスピース矯正(インビザライン)が適応できる症例かどうか確認するため矯正相談へお越しください。

マウスピース矯正(インビザライン)治療とワイヤーブラケット矯正治療で、治療後の仕上がりに差はありますか?

当院ではありません。精密検査を行い、目的とした歯の移動が達成できるように治療計画を工夫したり、補助器具を使用したりします。マウスピース矯正(インビザライン)治療では目的とした歯の動きが達成できない方には、初診時または治療開始前にお話しします。

マウスピース矯正(インビザライン)治療では歯を抜いた治療はできないと聞いたことがあるのですが?

行えます。難易度の高い症例にはなりますが、当院では歯を抜いたほうがいい症例の方は歯を抜いて治療を終えられています。

生活・装着について

装着時間はどのくらいですか

1日約20時間が目安です。食事と歯磨き以外は装着していただいています。

インビザライン治療を開始したらではどのように歯磨きをしますか?

基本的には、治療をしていない方と同じ歯磨きで構いませんが、歯と歯の間のフロスは必ず通すようにしてください。むし歯予防になるだけではなく、スムーズな歯の動きを行うためにも必ず必要です。磨きにくい部分に関しては、歯磨き方法をお伝えいたします。

20時間以上装着できないと、インビザライン治療はできませんか?

できるだけ毎日20時間以上装着していただきたいですが、会食やご旅行など、どうしても装着時間が短くなってしまった場合などは、交換頻度を7日ではなく、8日または9日などに伸ばしていただき、トータルでそのアライナーを使用している時間が同じになるように調整していただければ構いません。

装着したまま食事はできますか?

特別な理由がない限りはお控えいただいています。食べ物がアライナーと歯の間に挟まったまま長時間装着していると、むし歯が多発する原因になるからです。

装着していたら何も飲食できないのですか?

装着したままでも、お水とペットボトルのお茶であれば飲んでいただいて構いません。おちゃっぱから入れたお茶は、アライナーの表面が着色する原因となります。また、すっぱいもの、甘いものなどは歯が溶ける原因となるのでお控えください。

マウスピース矯正(インビザライン)治療を開始したらではどのように歯磨きをしますか?

基本的には、治療をしていない方と同じ歯磨きで構いませんが、歯と歯の間のフロスは必ず通すようにしてください。むし歯予防になるだけではなく、スムーズな歯の動きを行うためにも必ず必要です。磨きにくい部分に関しては、歯磨き方法をお伝えいたします。

食事の時に外したら、歯磨きをしないとアライナーを装着してはいけませんか?

できるだけ歯磨きをしてからアライナーを装着なさることをお勧めしていますが、小中学生の方など、学校で歯磨きを禁止されているなどの方は、強くうがいをし、口の中に食べ物の残りがなくなるようにしてからであれば特別にアライナーを装着しても構いません。しかし、帰宅後など、歯磨きをできる環境になったら必ず歯とアライナーをそれぞれよく洗浄してから、再度装着していただくことをお約束していただいています。

アライナーの着脱はどのくらい大変ですか?

初めのうちは外しにくい部分などがありますが、数日で慣れます。外しにくい方のために、アライナーを着脱するツールをお渡ししています。

小さい子どもでもアライナーの装着は自分でできますか?

できます。手先が細かい動きに慣れていない方などは少し着脱のコツをつかむのに時間がかかりますが、小学校2年生程度のお子様でも数日でご自分で着脱をできるようになります。そのため、保護者の方には、毎日の着脱を手伝っていただくのではなく、毎日きちんと20時間以上装着できているか、アライナーの交換頻度を守れているかという点を管理していただくことが多いです。

アライナーは夜寝ている間などに無意識で外してしまったりしませんか?

歯ぎしりや食いしばり防止用や顎関節症治療用のマウスピースとは異なり、インビザラインのアライナーはかなり薄く、しなやかで、軽い素材なので、装着しているときの違和感や不快感はほとんどありません。そのため、就寝中にも不快で無意識に外してしまうということはほとんどありません。

見た目や滑舌について

矯正装置が目立たないか心配です。

矯正治療を検討する際、多くの方が気にされるのが「装置が目立つのではないか?」という点です。しかし、近年では透明で目立ちにくい矯正装置が多数開発され、周囲の視線を気にせずに治療を進めることが可能になっています。特に「マウスピース矯正(インビザライン)」 は、透明な素材でできているため装着していてもほとんど目立たず、矯正治療中でも自然な見た目を保つことができます。また、取り外しが可能なため、食事や歯磨きも普段どおりに行えるのが大きなメリットです。見た目を気にせず矯正治療をしたい方は、ぜひ 「マウスピース矯正(インビザライン)」をご検討ください。

白いブラケットと白いワイヤーで治療をするのと、アライナーで治療をするのと、どちらが目立ちませんか?

どちらも目立ちませんが、かなりの至近距離で人とお話しする機会があれば、ブラケットの凹凸はやはり認識されますが、一般的な距離感で人と応対する程度であれば、どちらも目立ちません。

滑舌に問題はありませんか?

装着してから初めの数日は、ご自分では少し話しにくいような感覚を持たれる場合もありますが、他者が聞いている分には違和感はありません。

アタッチメントについて

アタッチメントとは何ですか?

歯の表面に、虫歯の詰め物の材料を接着剤でつけたものです。大きさや形などに、様々なものがあります。一つ一つの形にそれぞれの用途があります。治療が終了したらすべて除去します。

アタッチメントは必ずつけないといけませんか?

基本的にはどこかの歯には必ずつきます。アタッチメントがないと、意図しているように歯を動かすことは困難です。

アタッチメントはどのくらいの歯につきますか?

その方の治療の内容によりますが、ほとんどの歯にはつくと思っていただいていいと思います。当院ではインビザライン治療を開始なさる場合に、特に目立つ可能性のある前歯にアタッチメントをつけてもいいかどうかをお伺いしていますが、治療上、どうしてもつけないとうまく治療が進まない場合があります。

アタッチメントは目立ちますか?

ほとんどは奥歯なので目立ちませんが、その方の嗜好品などによりアタッチメントの表面が着色する方は多少、目立つ場合があります。

ゴムかけについて

ゴムかけとは何ですか?

歯の表面にゴムがかかるような突起をつけ、その上からアライナーを装着してもその突起が口腔内に露出するようにします。これを2か所結ぶように、ご自分で取り外しができるゴムをかけていただきます。症例によっては、アライナーにつくられた切れ込みを2か所結んでいただく場合もあります。

ゴムはどのような頻度で交換しますか?

1日一回は必ず交換していただいています。交換用のゴムがたくさん入った袋をお渡ししています。